尾張横須賀まつり

尾張横須賀祭り保存会について

会長あいさつ

「尾張横須賀祭り」は、江戸時代の寛永年次(1624年~)に始まり以来今日まで、地域の祭り人が、祭り文化を引き継ぎ現在に至ります。大変歴史ある「山車からくり祭り」です。尾張二代目藩主徳川光友公の別荘、横須賀御殿の竣工を機に度々こちらにお越しになられました。光友公は非常に信仰心に篤く、この地に訪れるたびに地元の氏神様である「愛宕神社」に参拝され、地元の人たちとも気さくに触れ合い、親睦を図ったと伝えられます。この愛宕神社の例祭が毎年旧暦の8月24日(新暦の9月下旬)に挙行されていたことから、住民たちは滞在中の光友公の旅情をお慰めしようと、氏神様の例祭に合わせて行われた催事が「尾張横須賀祭り」の起源と言われています。江戸時代後期から現在まで止まることなく、勇壮で絢爛豪華な「山車からくり祭り」が連綿と続けられています。毎年9月に入ると横須賀の街中が祭り一色に染まります。是非当地にお越しいただき、迫力ある「どんてん」と「からくり人形」をご堪能ください。

保存会組織と主な事業

目的 保存会は、横須賀まつりの山車、祭り囃子等の維持保全及び伝統の維持発展に寄与すると共に、後継者の育成を図り、会員の親睦を密にする
会長  服部 政春(北町組)
副会長 久野 好則(○○組)、花井 直樹(○○組)
川村 宣生(○○組)
会計 ○○○○(○○組)、○○○○(○○組)
実行委員会(行司会)
委員長 川村 宣生(○○組)
副委員長 村瀬 昭仁(○○組)
主な事業 山車所有の4町内の正副行司で構成し、祭礼の計画・執行の一切を司る。
からくり人形の維持保存、有形文化財山車等の維持管理
祭り囃子の継承と若衆の育成、山車の運行計画と祭礼の執行
広報委員会
委員長 村瀬 卓哉(公通組)
副委員長 村瀬 真(○○組)、坂 真弥(北町組)
主な事業 祭りのPR活動、ポスター・ガイドブック・リーフレットの作成
街頭装飾(提灯・幟旗・大幕)の実施
どんてん場・お囃子コンクールの放送設備
財政委員会
委員長 加藤 節夫(公通組)
副委員長 山田 喜一(本町組)、柿田 嘉久(大門組)
主な事業 保存会の財務一切
祭礼時の保存会本部の設置、来賓の接待
祭り協賛金の集金、祭り慰労会の開催
後継者育成委員会
委員長 村瀬 謙治(公通組)
副委員長 菊本 裕也(北町組)、木村 雅史(○○組)
主な事業 祭り囃子の継承、年少組育成の参加呼びかけ(次世代継承事業)
年少組お囃子コンクールの実施
土用干し後の町内交流を目的とする合同親睦会の実施
保全防災委員会
委員長 冨田 邦夫(大門組)
副委員長 杉浦 政雄(本町組)、加藤 雅敏(本町組)
主な事業 祭礼参加者の災害防止の養生手配
道路規制予告看板、関係団体への当日の規制安全確認
祭礼参加者の傷害保険への加入
文化財保全委員会
委員長 坂 真弥(北町組)
副委員長 川村 宣生(○○組)、山口 祐基(○○組)
主な事業 文化財の修理補助金申請等
文化庁次世代継承事業申請、文化財維持管理費の申請
文化財修理の計画、補助
特別委員会
委員長 森 俊夫(公通組)
副委員長 白羽 秦(○○組)、【相談役】坂 恒夫(公通組)
主な事業 文化財の記録、保管、祭礼の記録
草鞋(わらじ)製作、製作指導

横須賀祭り保存会主な歩み

1979(昭和54年)  横須賀祭り保存会設立
年少組お囃子コンクール開始
1996(平成8年) 「サマーフェスタ元浜」山車出展開始(平成15年まで)
1997(平成9年) 愛宕神社の神輿修理
1999(平成11年) 20周年記念事業として「試楽宵祭り」実施
産業まつりに山車5輛出展
2001(平成13年) 米沢市「YOZANフェスティバル」に北町組からくり人形出展
2002(平成14年) 愛宕神社前に山車5輛勢揃え
2002(平成14年) 第5回はんだ山車まつりからくり人形出展(大門組)
2003(平成15年) 「東海秋まつり2003」山車4輛出展(以後毎年出展)
2004(平成16年) 「東海秋まつり2004」市制35周年記念として大田まつりの山車4輛とともに山車9輛勢揃え(以後5年ごとに9輛参加)
2005(平成17年) 愛知万博山車出展(大門・公通組)からくり出演(北町組)
2006(平成18年) 特別委員会設置DVD「山車の彫物」大門組より順次制作
2007(平成19年) 第6回はんだ山車まつりからくり人形出展(公通組)
2009(平成21年) 名鉄尾張横須賀駅に横須賀まつり紹介パネル常設展示
2012(平成24年) 太田川駅前まち開きフェスティバルに山車5輛出展
2012(平成24年) 第7回はんだ山車まつりからくり人形出展(本町組)
2013(平成25年) 愛宕神社拝殿竣工記念山車揃え

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