令和5年9月3日大門組からくり人形復元新調
令和3年より3カ年をかけ九代玉屋庄兵衛師により復元中だった三番叟人形がこのたび完成し町内の皆様に披露されました。
この三番叟人形の製作年や作者は不明ですが、昭和33年(1958)に名古屋の人形師伏田新一が頭を修理し、昭和49年(1974)に七代目玉屋庄兵衛が人形を修復しております。
この大門組のからくり人形はその機構の複雑なことや祭礼時の演技回数の多いことなどから老朽化が著しく、今回からくり機構や装束などを含め従前と同じように復元したものです。
新しくなった三番叟人形を是非ご覧下さい。
山車蔵前に山車が曳き出され二体の人形が飾られています
旧三番叟人形(左)と復元新調された人形(右)
愛宕神社の宮司によるご祈祷
午後から町内の皆さんに新しくなった人形を見ていただきました
町内披露の動画
旧人形の頭内部
『昭和甲寅修復ス
玉屋庄兵衛
横須賀町大門組
三番叟』
九代玉屋庄兵衛師
新旧の神楽鈴
古い神楽鈴は鈴の数が少なくなっていました
この鈴は「貝鈴」という特殊な鈴で現在では入手不能とのこと